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インフルエンザQ&A

[2006.02.28]

今シーズンも流行の兆しがあるインフルエンザについて、良くある質問とその答え(Q&A)を掲載いたします。インフルエンザに対する知識をもって、しっかり予防しましょう。
インフルエンザは合併症や他の病気がなければ、比較的短時間で自然に治ります。一部の報道などに惑わされないように気をつけましょう。

インフルエンザと普通のかぜは違うのですか?

インフルエンザの原因は、インフルエンザウイルスです。“普通のかぜ”は他の最近やウイルスによって引き起こされます。
話題の“鳥インフルエンザ”は、“人から人への伝染”は認められていません。必要以上に過敏にならないようにしてください。普通のインフルエンザは“唾液”や“痰”の中で繁殖しますが、鳥インフルエンザは糞の中で繁殖します。濃厚な接触がない場合は伝染しにくいのですが、死んだ鳥などは触らないようにしてください。但し、突然変異が起きて流行(スペインかぜや香港かぜも同じような突然変異が起きて流行しました)するかもしれませんので注意は必要です。また、鶏など加熱したものは安全に食べられます。

インフルエンザにはどんな種類がありますか?

A型、B型、C型の3種類があります。流行するのはA型(ソ連型や香港型)、B型の2種類です。C型は大きな流行を起こさないとされています。

インフルエンザの予防方法を教えてください。

予防にはワクチンが有効です。肺や心臓に病気のある方や高齢の方は予防接種を受けるようにしてください。但し100%の有効率はありませんので、次のことを心掛けましょう。
手洗い・うがいが重要です。外から帰宅した際には、必ずうがいと手洗いを忘れずに!!
また忘れがちなのは室内の換気です。換気を心掛けてください。

インフルエンザにかかったらどうすればよいですか?

どんな病気でも充分な休養(睡眠)と栄養(食事)が基本です。熱が高い場合は、水分(スープ、アイスクリーム、清涼飲料水など)をとるように心掛けてください。また、インフルエンザに有効なお薬(抗ウイルス剤)は、発病してから24~48時間以内に内服しないと効果がありませんので、早めに医療機関を受診してください。“熱さまし”(解熱剤)は使用に注意が必要なお薬もありますので、手持ちのお薬を内服しないようにしてください。

インフルエンザにかかったら学校や職場に行かないほうがよいのですか?

学校には、解熱しても2日間は登校できません。職場に関する法律はありませんが、熱が下がっても、まだインフルエンザウイルスを持っていますので、なるべく休むようにしてください。マスクをするなど周囲の人にうつさないような配慮が必要です(レスピラトリーエチケット)。

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